Dr-Kee-pyon-chan’s diary

1日1学びと息抜き

2022/02/12 アンメット・メディカル・ニーズとはー現在の医療に何が足りないのかー

Dr.けーぴょんちゃんです。

連日寝落ちしてしまい、記事の更新が遅れてしまっています。。。

23時に寝落ちして、3時に起きてお風呂と歯磨きをする謎の生活リズムです。

これだと疲れは取れないですね苦笑

 

さて、今週水曜日のプレゼン(約3か月に1回輪番制の進捗報告用)資料をカフェで必死に作っています。

上司からは、「自分の研究がアンメット・メディカル・ニーズを満たす研究なのか認識して、表出しなさい」と言われています。自分が理解することと、相手に伝えることは必ずしも同一ではないですよね。

 

アンメット・メディカル・ニーズを理解する上では、まず言葉の定義を知ることが大切だ、ということで、アンメット・メディカル・ニーズは世間的にどのように言われているのかざっと調べてみました。

 

・アンメット・メディカル・ニーズとは、いまだに治療法が見つかっていない疾患に対する医療ニーズのこと。製薬業界では医療ニーズ以外にも、対象となる疾患そのものや治療薬を指す言葉としても使用される。

・アンメット・メディカル・ニーズを大別すると、以下の2種類に分けられる。

①患者数が多く、重篤な疾患やQOL(Quality of life:生活の質)改善を目的として治療薬の開発を必要とする声が多い疾患(生活習慣病、癌など)。

②患者数は少ないものの、治療薬の必要性が高い疾患(希少疾患など)

・これらの希少疾患(患者数が5万人未満)に効果がある治療薬は「オーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)」と呼ばれ、需要が少なく採算がとれるか不透明という理由から開発が敬遠されてきたが、近年の薬事法の改正により、オーファンドラッグ指定を受けた医薬品には助成金が交付されるほか、開発費にかかる税金が控除されるようになった。

参考サイト

アンメット・メディカル・ニーズ(Unmet Medical Needs)とは | 製薬業界 用語辞典 | Answers(アンサーズ) (ten-navi.com)

 

私は最初の記事にも書いていますが、アレルギー疾患(好酸球が主たる細胞)の臨床上の限界に対して、アンメットニーズとなる簡便かつ明瞭な指標を探索しています。

今は上司が研究費を確保してくださっていますが、納得してもらえる進捗を語れるように引きこもって今日は資料作ります。

2/16過ぎたらYoutubeでテニス動画を見まくらせてください!!笑

 

※2/12分として2/13に記載しました。