Dr-Kee-pyon-chan’s diary

1日1学びと息抜き

リウマトイド因子陽性を人間ドックで指摘されたら

Dr.けーぴょんちゃんです.

 

本日は外来に「人間ドックでRF高値を指摘されました」という患者さんが受診されました.

RFの呼び方は「リウマトイド因子」です.

 

関節リウマチという主に手指や手首の小関節を中心に炎症が起きて関節が痛くなる病気で陽性になります.主な症状としては有名なものに「朝のこわばり」という起床時に指の関節の曲げ伸ばしに違和感や痛みを生じることがあります.
「関節リウマチ」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる (joa.or.jp)

 

関節リウマチの患者のうち約70%が高値を呈するようで感度は高い検査です.除外診断(=この病気ではないと判断すること)には有用ということですね.

一方で,感染症や肝臓疾患でも陽性になったり,健常者でも5-25%と陽性になるなど特異度(=この病気だと判断すること)は高くないようです.

リウマトイド因子 | 一般社団法人 日本リウマチ学会(JCR) (ryumachi-jp.com)

 

以外にも内科医でリウマトイド因子の感度・特異度をぱっと答えられる医師も少ないのではないでしょうか(知らなくてもよいですが調べたこともない医師の方が多いと思います).

関節リウマチは,関節変形が生じる前に早期診断.早期治療が重要な疾患と言われています.

読者の皆様でもし人間ドックで「RF高値」を指摘された場合には,リウマチ科もしくは整形外科を受診され,追加で血液検査および関節エコーなどを受けてみてはいかがでしょうか.

参考になれば幸いです.

 

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