Dr.けーぴょんちゃんです。
昨日と今日、ずっと研究漬けでちょっと頭が痛いですね。
今日の業務は軌道に乗ったので、意図的にゆるりと惰性で過ごしていきたいと思います。
さて、昨日記載させていただいた「アレルゲン免疫療法」について、「★」以外にも反響をいただきました。ありがとうございます。
そこに関連して、気管支喘息とアレルゲン免疫療法の関連について、掻い摘んで記載してみようと思います。
・喘息は吸入ステロイド（抗炎症成分）が治療の主体であるが、近年は対症療法に位置付けられ、アレルゲン免疫療法による根治療法が注目を浴びている。
・（軽症ー中等症）喘息患者に対してダニアレルギーに対するアレルゲン免疫療法により、呼吸機能改善や増悪抑制効果が示されている。
・鼻炎が喘息を悪くし、鼻炎合併喘息では積極的にダニに対するアレルゲン免疫療法を考慮する。
・喫煙によりアレルゲン免疫療法の効果は減弱する可能性がある。
細胞や炎症性サイトカインに焦点を当ててお話しすると、話が長くなるのでここまでにしておきます。
①喘息の診断の有無に関わらず、
寝起きに鼻水が止まらない方
年中鼻炎がひどい方
②喘息と診断され吸入治療されていて
鼻炎がいまいちコントロールが付かない方
是非治療を検討してみてください。
こうやって記載してみると、免疫で完治を目指して日々研究や臨床に取り組めると面白いし、世の中に少しでも貢献することに繋がるのかなと思いました。
