2022/05/13 小児診療の難しさと掴みかけたコツ
Dr.けーぴょんちゃんです。
今年度から小児患者さんの勉強に努力を傾けています。
木曜日の外来先には、小児の患者さんも「遊びに」来てくれます。
(※もちろん親御様からしてみたら、遊びに来ているのではなく、受診させている心づもりであることも認識して診察室では言葉を選ぶ必要があるとは認識しています)。
受診の理由として、「子供が自分自身の症状が不安や苦痛」であることは比較的少なく「親御様がお子様の症状が不安や苦痛」であることから受診を促すことが大半であると、改めて感じています。
親御様からの伝聞として、「咳や熱が出て辛そうだ」「食欲がない」といった具体的な情報も重要ですが、さらに重要な情報を得るためには、外来診察室で子供自身に自由に遊んでもらって活気を経時的に評価することが有用だなと感じています。
無論、私は呼吸器内科で成人患者さんばかりを対象にしてきたので、小児診療はその地域で必要とされる範囲の最大限努力はしつつも、専門医への紹介タイミングを逸さないことにも留意しないといけませんが。
子供が関心を持つようなアニメやグッズを勉強する姿勢で、皆様のブログをこれからも楽しく拝読したいと思います。