Dr.けーぴょんちゃんです。
今日はカフェインを飲みすぎて、非常にトイレは近い・・・。。。
同僚と通称「連れション」しながらふと疑問が湧きました。
それは、泌尿器科が推奨している「膀胱訓練」とは何か、ということです。
特に高齢者の夜間頻尿など切迫性尿失禁に対する理学療法である。
訓練方法は、至ってシンプルで、尿意を我慢するということ。具体的には、排尿計画を立て、短時間の我慢から始めて、徐々に15ー60分単位で排尿間隔を延長し、最終的には2ー3時間の排尿間隔が得られるように訓練をする。
治療法 | 過活動膀胱 | 泌尿器科の病気について | 名古屋大学大学院医学系研究科 泌尿器科学教室 (nagoya-u.ac.jp)
「何ふざけたことを言っているのだ」と思ったそこの貴方！ちゃんとした科学的根拠に基づいた治療法なのです。
Jarvis GJ et al. 出典: Prog Clin Biol Res/ 78巻, 341-3頁/ 発行年 1981年
Jarvis GJ et al. 出典: Br J Urol/ 53巻, 565-6頁/ 発行年 1981年
Fantl JA et al. 出典: JAMA/ 265巻, 609-13頁/ 発行年 1991年
Wyman JF et al. 出典: Int Urogynecol J Pelvic Floor Dysfunct/ 8巻, 223-9頁/ 発行年 1997年
特に尿路感染症については、排尿を促すことが医学的には重要なので、あくまで非感染性の尿意切迫感のときに限ります。
