アレルゲンコンポーネントとは?ーアレルゲン源(花粉、食物、ダニ、動物など)の中に含まれる“個々の原因タンパク質分子ー
Dr.けーぴょんちゃんです。
現在はとある病院で当直中です。
来週に迫るアレルギー専門医試験対策を並行して行っております。
さて試験頻出のアレルゲンコンポーネントとはなんでしょうか。
アレルゲンコンポーネントとは、
**アレルゲン源(花粉、食物、ダニ、動物など)の中に含まれる“個々の原因タンパク質分子”**のことです。
従来の「ピーナッツ」「スギ花粉」など抽出液全体でみる検査より、より精密に原因を解析できます。
🧬 わかりやすく言うと
従来検査(粗抗原)
例:ピーナッツ特異的IgE陽性
→ でも、
- 本当にピーナッツ重症アレルギー?
- 花粉との交差反応?
- 食べられる?
は分かりにくい。
コンポーネント検査
例:
- Ara h 2 陽性
→ 真のピーナッツ感作・重症リスク高い - Ara h 8 陽性
→ 花粉関連口腔アレルギー症候群が多い
📊 定義
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| アレルゲン源 | ピーナッツ、卵、スギ花粉、ダニ |
| アレルゲンコンポーネント | その中の個別タンパク質 |
🧠 何が分かる?
① 真の感作か交差反応か
例:
- Bet v 1 と果物
② 重症化リスク
例:
- Ara h 2
- Ana o 3
③ 加熱で食べられるか
例:
- Gal d 1(加熱でも残る)
④ 免疫療法の適応補助
🥚 例:卵アレルギー
卵白陽性だけでは不十分。
- Gal d 1 高値
→ 加熱卵でも症状出やすい
🌲 例:花粉症
スギ花粉でも
- Cry j 1
- Cry j 2
🎯 試験対策まとめ
アレルゲンコンポーネント=アレルゲン源中の個別タンパク質
🧠 一言でいうと
👉 “アレルギーの原因を分子レベルで調べる検査”