Dr-Kee-pyon-chan’s diary

1日1学びと息抜き

眼のまぶたのできものー霰粒腫と麦粒腫の違いは?ー

Dr.けーぴょんちゃんです。

 

右下眼瞼にできものができました。

研修医のときには勉強意欲があった自分の専門外の知識も多少勉強してみようと思いました。

 

●霰粒腫

感染を伴わない炎症である。

症状として、

初期:まぶたの腫れ、軽い痛み、刺激感など。数日で消失。

眼瞼腫脹は最初の1週間程度で徐々に増大する。

大半は無治療で2~8週間で消失。

1日に数回温湿布をあてると、早く消失することがある。

抗菌薬は無効。

 

麦粒腫

ブドウ球菌の感染によって起こる。

まぶたの縁が赤くなる、押すと痛む、または特に触れなくても痛むといった症状から始まります。次に、触れると痛む小さな丸い腫れものができます。涙目、明るい光に過敏になる、異物が入ったように感じる(異物感)などの症状が出ることもあります。

腫れた部分の中心にしばしば黄色っぽい小さな点ができることがあります(通常はまぶたの縁にみられます)。麦粒腫は2~4日後に破れて、少量の膿が出て終わるという傾向があります。

温湿布をあてること。

麦粒腫の治療に抗菌薬が処方されることがあるが、無投薬でも自然に消失する傾向がある。

ヒトからヒトには移らない。

 

参考文献

霰粒腫と麦粒腫(ものもらい) - 20. 眼の病気 - MSDマニュアル家庭版 (msdmanuals.com)

 

特に麦粒腫で抗菌薬は不要になっているのは、意外でした。

温湿布を当てて寝ようと思います。

※清書を読めと言われると何も言えないです。。。